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書評:やらなければならないことは、やりたいことにしよう!

2010年03月06日 01:04

やらなければならないことは、やりたいことにしよう!/書評・本/かさぶた書店やらなければならないことは、やりたいことにしよう!
(2010/02/20)
滝 久雄

(1)持って生まれた資質と、(2)育ってきた環境、そして(3)本人のスタンスという三つで、人生は決まってくる気がするが、(1)は自分ではどうにもならない。ただ、(3)によってその資質を伸ばすことはできる。(2)は(1)で決まってしまう部分と、(3)で変えられる部分とがありそうだ。最大の希望は(3)であろう。しかし、(3)の一貫性と持続性を堅持するのはなかなかに難しい。本書を読む限り、滝久雄という人は(1)(2)(3)を併せ持つ。が、なんといっても(3)の推進力がすごいのだろう。

(3)、つまり本人のスタンスとして確立されたことの一つが、滝の場合、「好きな仕事をしたい」よりも「やるべき仕事を好きになる」という境地である。あえて境地と呼んだのは、そう簡単に成し遂げられるものではないと考えるから。「どうせやらなければならないんだから、楽しんで仕事をしよう」くらいまでは、私でもたどり着ける。ところが滝のケースはそんな生易しいものではない。まさに、のめりこんでいく。

なぜそこまでのめりこめるのか? 残念ながらその理由は、本書を読んでも明確には分かり得ない。ただ、滝が人間の本能だと主張する「貢献心」が鍵になっていることは間違いない。もちろん、持って生まれた資質や育ってきた環境のせいもあるだろうけれど、「貢献心」を人間の本能と確信しているからこそ、滝はあそこまでのめりこめる…これが私の見解である。

こうした哲学的、宗教的ともいえるバックボーンと、これまで手掛けてきた仕事の事例を結び付けて語っているところに、この本の価値はある。特に滝の部下たちは本書を読んでおくべきだろう。そうすれば個々の仕事の現場において滝に何らかの指示を受けた際、以前よりもより深く、滝の意図を推し量ることができるはずだ。

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