書評・本/かさぶた書店
書評・本のことなら「かさぶた書店」。世界一短い書評を掲げる「かさぶた書店」では、常に店主の目にかなった良書だけを紹介します。
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脱DNA宣言
脱DNA宣言/書評・本/かさぶた書店脱DNA宣言―新しい生命観へ向けて (新潮新書 232)
(2007/09)
武村 政春

「DNAは遺伝子のバックアップコピーにすぎない」かも、とDNA至上主義に警鐘を鳴らす書。
確かに、近年のDNA至上主義はひでーな。
キリスト教的決定論というか、打ち出の小槌というか、バカの一つ覚えというか…。
ほんと止めてほしいわ。

そういう意味では、いいこと言ってくれてんだけど、最後の説教のしつこさはちょっとな。
しつこく書かないと分かってもらえないんだろうけど。

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動物と人間の世界認識
動物と人間の世界認識/書評・本/かさぶた書店動物と人間の世界認識―イリュージョンなしに世界は見えない (ちくま学芸文庫 ヒ 11-1)
(2007/09/10)
日高 敏隆

ズバリ、環境とは相対的なものである。
モンシロチョウが見る世界と、人間が見る世界は違う。
確かにそうだろう、そうですよ。

だが、その環境を「環世界」と呼び(これはまだいい)、ついには談志のごとく「イリュージョン」と名付け、連発されると、非常に困ったチャンな感じがしてくるから不思議だ。
でも面白いからいいか。

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われわれはどこへ行くのか?
われわれはどこへ行くのか?/書評・本/かさぶた書店 われわれはどこへ行くのか?
松井 孝典 (2007/02)
筑摩書房

宇宙とは? 地球とは? 人間とは?
ということで、極めて平易かつ論理的にズバズバ突き進んでおります。

ちょっと文章平たくしますが、意味的には
「地球環境問題の本質なんて分かりっこないでしょ、だって、そもそも地球システムが何なのかを解明するための研究費さえ下りないんだもん」
と著者は言い切っております。

なかなか爽快です。

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