書評・本/かさぶた書店
書評・本のことなら「かさぶた書店」。世界一短い書評を掲げる「かさぶた書店」では、常に店主の目にかなった良書だけを紹介します。
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仮の水
仮の水/書評・本/かさぶた書店仮の水
(2008/08/08)
リービ 英雄

これは、そのうち断片が夢に出てくるような小説だと踏んでいる。
つい最近、似たようなことを書いた気がするが…。

すごいな、と思うのは、やはり異言語に対する嗅覚というか、異言語をクローズアップする視点というか。非常に日本の小説然としていながらも、そのあたりが決定的に違う。

あとやっぱ中国はえぐい。そうならないと生きにくいと言うべきか。

ちなみに表紙ですが、帯が付いた状態はイイ感じなんですが、取るとそのまんまなんですね。

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追憶のハルマゲドン
追憶のハルマゲドン/書評・本/かさぶた書店追憶のハルマゲドン
(2008/08/22)
カート・ヴォネガット

勢いがついて、またしてもヴォネガット。
現時点で最後の作品集らしいです。

浅倉久志があとがきに「ヴォネガットがこれほどまでに戦争を真正面から扱った作品集は今までなかった」的なことを書いていたが、なるほどな、というか、ちょっと興味深い話である。

表題作が一番ヴォネガットらしいかも。
全体としては、これまでにない肌触りという感じ。

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世界の測量
世界の測量/書評・本/かさぶた書店世界の測量 ガウスとフンボルトの物語
(2008/05/23)
ダニエル・ケールマン

読み始めの段階では、久々にトンデモナイ傑作が来たかと思った。
残念ながら、途中からそうじゃなくなった。
でも面白かった。

ガウスとフンボルトを主人公とした哲学的冒険小説、という触れ込みだが、冒険小説じゃないでしょ、これ。

それにしても好きだ、このタイトル。
「世界は寒い」という歌詞が好きなのと、どこかで通じている。

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